kritaでtabを押してキャンバスのみの全画面表示にしたとき、びっくりするほど何も表示されなくて不便ですよね🤔使うブラシや色はポップアップパレットで選択できるけれど、レイヤーの一覧とかも見たいな…。そんなわけで、今回はキャンバスのみの全画面表示にしたときに利用しやすいワークスペースを作ってみようと思います。
この記事は前回の「kritaのポップアップパレットを使う」からの続きとして書いています。

kritaのポップアップパレットを使う
kritaではペンタブの右クリックに相当するボタンを押すと、ポップアップパレットが開くようになっています。絵を描きながらブラシや色をその場でささっと変更できるので、お絵描きに没頭できるのが気に入っています。
全画面表示のときに表示しておくパーツの設定
全画面表示をしたときに、消さずに残しておきたいパーツをkritaの設定画面から指定できます。
Settings > Configure krita >Canvas-only settings とたどり、“Toolbox and palettes”のチェックを外します。
これで、ツールボックスとドッキングパネルが全画面表示のときに表示されるようになります。他にも自分が表示させておきたいパーツがあればチェックを外しておきます。
ワークスペースの作成
失敗しても元に戻せるように、今使っているワークスペースを保存しておきます。
画面右上にあるアイコン“Choose workspace”を押し、赤で囲った欄にワークスペース名を入れてsaveを押し保存します。これで準備オッケーです。
先程kritaの設定で全画面表示のときにドッキングパネルが表示されるように設定したので、今の状態だと全画面表示のときにそのまま全てのパネルが表示されてしまします。
今回は、下書き〜ペン入れのときに使うワークスペースを作ろうとしていて、レイヤーの一覧だけを表示させたいと思っているので、レイヤー一覧だけを残して他の必要のないパネルは右上にある小さな×ボタンを押して消していきました。
うっかり消してしまったパネルは、Settings>Dockersとたどればドッキングパネルの表示/非表示の一覧が出て来るので、ここから復活できます。
完成したら、先程と同じように画面右上にあるアイコン“Choose workspace”を押してワークスペース名を入力し、保存します。呼び出すときは再度“Choose workspace”を押して、表示されるワークスペース名の一覧の中から選択します。

kritaのワークスペースの設定を別のPCへ引き継ぎたい
新調したPCにkritaを入れていざ絵を描こうとしたら、いつも使っているカスタマイズしたワークスペースの設定がない!前のPCで使っていたワークスペースの設定を取ってきましょう。