前回はkritaでアニメーション作りにチャレンジしてみました。でも、krita上でアニメーションを再生するところまではできるのに、gifアニメーションにしたくて普通に保存すると、ただのgif画像になってしまいます😥どうやらアニメーションの動画ファイルを保存するには別途設定が必要らしいので、詳しく見ていきたいと思います。
📕Kritaを使ったアニメーション|Krita Manual 5.0.0 ドキュメント
初めてkritaでアニメーションを作ってみました! 楽しい🎵結構可愛くできたんじゃないかな〜😆今日は忘れないようにkritaでのアニメーションの作り方について書いていこうと思います。
アニメーションの保存の仕組み
kritaは、アニメーションを保存するときにすぐに動画ファイルとして保存せずに一度アニメーションを構成する画像一枚一枚を保存します。これは画像シーケンスと呼ばれます。
以下は私が作成したアニメーションの画像シーケンスを出力したものになります。
フレームが30枚のアニメーションを作ったので、ちゃんと30枚が順番に出力されました。
kritaは、この画像シーケンスから動画ファイルを作成します。
このときに、kritaはFFmpegというツールを使って動画を作ります。FFmpegはkritaをインストールしただけでは付いてないので、自分でインストールする必要があります。
FFmpegの設定
私はLinuxを利用しているので、以下のコマンドでFFmpegをインストールしました。
WindowsやMacの方は公式マニュアルでインストール方法を確認してみてください。
「ステップ1 - FFmpeg のダウンロード」という節で詳しく説明されています。
# dnf install ffmpeg
一応バージョンも確認します。マニュアルには2.6が必要だと書いてありますが、それより高いバージョンの4.4なので多分大丈夫。
$ ffmpeg -version
ffmpeg version 4.4 Copyright (c) 2000-2021 the FFmpeg developers
...
kritaの左上のメニューから、「ファイル>アニメーションを出力」を選択します。
“エクスポート:”の項目で“動画”を選択して、“FFmpeg:”の項目で先ほどインストールしたFFmpegの場所を設定します。私の場合は何もしなくても自動で設定されたのでこのまま利用します。設定されていない場合はマニュアルの「ステップ2 - 展開して Krita と紐づける」を確認します。
動画のファイルタイプは色々選べますが、今回はgifアニメを作りたいので“出力:”の項目でGIF画像を選択します。
保存先を設定したら「OK」を押して、保存先にgifアニメができたか確認してみましょう!
やった!できてる〜😄